トバリュウにミエゾウ … 太古の歴史ロマン

三重県には神話の時代から関係が深い伊勢神宮、戦国時代には忍者などなど、歴史ロマンに溢れていますが、古代の時代の名残も見ることができます。

■巨大な草食恐竜、トバリュウが鳥羽市で発見

三重県には古来、巨大な恐竜が生息していたといいます。その名もトバリュウ(鳥羽竜)。トバリュウは、ティタノサウルス科に属する草食恐竜、全長は16~18m、体重は31~32トンと推定されています。約20年前の1996年に、三重県鳥羽市安楽島の海岸にて発見されました。この発見現場にちなんで『トバリュウ』と命名されます。トバリュウの骨は、日本で見つかった恐竜化石としてはもっとも大きいとされています(三重県歴史博物館HPより)。なお、『トバリュウ』の名はいわば愛称のようなもので、学名としてはまだついていません。

■2年後、再び恐竜の化石が発掘

そしてトバリュウの発見から2年後のこと、トバリュウが見つかった場所からおよそ15メートル離れた場所で、イグアノドン科恐竜の足跡化石も見つかりました。恐竜化石の発掘が相次いだことから、発掘現場一帯は『恐竜小公園』として整備され、トバリュウの足跡の実物大模型を作るなど地域活性化が図られています。

■ 三重県に生息した野生の像、ミエゾウ

いまからおよそ430万年〜300万年前には、ミエゾウという像がいたとされています。ミエゾウはマンモスよりも大きく、全長7.6メートル、体高3.8メートルにもなる巨大な像でした。 いまから100年前、1918年(大正7年)、現在の津市芸濃町林で、臼歯のついた大きな下顎が発見されます。その後ミエゾウの化石は長崎県、福岡県、大分県、島根県、長野県、東京都と日本の各地で発見されてますが、三重県で最初に発見されたことから、『ミエゾウ』の名が付けられます。学名を『ステゴドン・ミエンシス』といい、正式に三重の名前を冠しているのです。いわば古代の三重ブランド。 2014年からは、三重県の総合博物館MieMuでミエゾウの全身骨格復元標本が展示されています。これは、国内各地で発掘・保管されているミエゾウの化石データを3次元スキャンで収集、制作されたもの。非常にリアルで迫力満点です。

 

筆者プロフィール
1987年生まれ。三重県出身、25年間三重県で過ごした後、現在は東京在住のライター。上京した際に、豊富な観光資源をもつ三重県が知名度が低いことにショックを受ける。三重県の魅力を日々発信するべく、三重県の情報メディアを運営中。
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