三重県の暑気払いスポット!1000個の風鈴が並ぶお寺とは?

今年は地域によっては40度を超える日が続くほどの過酷な暑さが続きましたね。暦の上では秋となりましたが、それでもまだまだ蒸し暑い日が続いています。
夏を乗り切るための昔ながらのアイテムといえば、風鈴です。ちりん、ちりんという涼やかな音色は、厳しい暑さを忘れさせてくれます。
そんな風鈴が楽しめる三重県のスポットをご紹介。

■伊勢の太江寺

近鉄伊勢市駅からバスで25分、『太江寺』はおよそ1300年前に建立されました。4月下旬には藤、6月には紫陽花と、季節折々の情緒を楽しむことができす。そして夏には、風鈴を奉納して暑気払いする『風鈴まつり』が開催。

古くから風鈴には邪気払いの効果があると考えられており、鈴は邪気を払う法具として使われてきました。それにちなみ、大江寺では7月~8月に風鈴奉納が行われています。

参拝者が短冊に「身体健全」「家内安全」などと書き、奉納した風鈴が石段の両側に吊るされます。風鈴を奉納することで、参拝者の健康を記念しているわけです。
風鈴祭りは8月末まで開催されています。

太江寺の住所:三重県伊勢市二見町江1659

■伊賀の広徳寺

近鉄上野市駅からバスで30分。平安時代に建てられた広徳寺には県の文化財である『木造阿弥陀如来座像』と『木造釈迦如来座像』が安置されています。広徳寺では約25メートルの長さの回廊に風鈴1000個が吊り下げられています。

こちらも短冊の裏には、参拝者の願い事が書かれていることもあるそう。広徳寺では9月末まで飾られるとのこと。

広徳寺の住所:三重県伊賀市広瀬961

まだまだしばらくは暑い日が続くことでしょう。暑さに耐えきれなくなったら、風鈴の音色に癒されに出かけてみては?

【筆者プロフィール】
1987年生まれ。三重県出身、25年間三重県で過ごした後、現在は東京在住のライター。上京した際に、豊富な観光資源をもつ三重県が知名度が低いことにショックを受ける。三重県の魅力を日々発信するべく、三重県の情報メディアを運営中。
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