撮り鉄の「食」の思い出(28) 山陰本線 宍道湖名産の、しじみを味わう/2012年~2018年


山陰本線 宍道湖名産の、しじみを味わう/2012年~2018年
山陰本線は、現在日本でいちばん長い在来線で、全長673.8Km。

京都府と山口県を結ぶ路線です。

この山陰本線が島根県に差しかかると、車窓には宍道湖(しんじこ)が見えてきます。

宍道湖といえば“しじみ”……。

今回は、道の駅で購入した“しじみ”を車内料理で楽しみました。


[宍道湖をバックに走る山陰本線の快速列車(2018年撮影)]

数年前から、島根県の観光人気が上がっています。

パワースポットが多くて、特に女性の方が訪れているようです。

東京から出雲に向かう、寝台列車サンイライズ出雲を使えば、金曜日の仕事が終わってから乗車して、翌朝には島根に着いているのも人気の理由で、なかなかチケットがとれなくなりました。


[東京からの寝台列車サンライズ出雲、近年なかなかチケットがとれない(2014年撮影)]

出雲大社とともに人気なのが、松江からバスで行く八重垣神社。

神話が由来の、縁結びの神社として知られています。


[松江からバスで30分ほどの八重垣神社(2018年撮影)]

この神社で人気が出たのが、神社の奥にある鏡の池のコイン占い。

社務所で購入した占いの和紙を池に浮かべてコインを置き、沈むまでの時間と場所で占うものです。

早く沈めば早く良縁が来て、近くに沈めば近くに嫁ぐというものです。

目安の時間は15分以内なら早いのだそうです。

私は既婚者でおじさんですが、とりあえず浮かべてみました。

結果は目の前に5分ほどで沈みました……。

まあ、目の前に嫁もいたことだし、目の前の嫁を大事にしないさいということかなと、勝手に納得しました……。

それにしても、鏡の池は神社の巨木に囲まれた静かな場所で、凛とした雰囲気です。

良縁の占いが不要な方にも、おすすめです。


[社務所で購入した占いを浮かべると、文字が見えてくる(2018年撮影)]


[コインを載せてしばらくすると、占い和紙ごと沈む。その時間と場所で占う(2018年撮影)]

宍道湖の名物、しじみを車内調理で堪能!
さて、宍道湖といえば“しじみ”です。

朝方に湖を見ると、小さな船で、しじみ漁をしているのを見ることができます。


[山陰本線の車窓から見た宍道湖(2012年撮影)]

撮影の合間に、道の駅湯の川に寄りました。

近くに温泉もある道の駅です。


[山陰本線荘原駅に近い道の駅湯の川(2018年撮影)]

店内に入ると、さっそく“しじみ”とご対面です。

この日はMサイズが1Kg、Lサイズが650ℊで、それぞれ880円でした。

もちろん、大粒のほうを選びます。

いつものように道の駅の方に、撮影のお願いと食べ方のレクチャーをいただきました。

「しじみ汁以外で、私はパスタにして食べていますよ」

即、採用です!!

このときは春先だったので、旬の菜の花とエリンギも併せて購入しました。


[道の駅湯の川の“しじみ”コーナー(2018年撮影)]


[大粒サイズをチョイス(2018年撮影)]

昼間の撮影が終わり、温泉にも入って調理開始です。

まずは、軽く茹でた菜の花を酢味噌和えにして、一品。

これをつまみながら“しじみ”料理をします。


[旬の菜の花の酢味噌和え(2018年撮影)]


[宍道湖の大粒しじみ、網から出すと大きさが際立つ(2018年撮影)]


[しじみと水を鍋に入れて火にかける(2018年撮影)]


[口が開いたら味噌を入れて完成……簡単!(2018年撮影)]


[身もふっくらとしておいしい(2018年撮影)]

続いては“しじみパスタ”です。

フライパンに、“しじみ”と裂いたエリンギを入れて、バターをのせて少々の酒をふりかけます。

火にかけて口が開きだしたら、お湯を入れて、さらにパスタの投入です。

このパスタは、車内調理用に3分茹での麺を、半分に折って入れています。

パスタに水分が当たるように炒めて数分、塩で味を調えて菜の花を添えれば完成です。


[具材をフライパンにのせて火にかける(2018年撮影)]


[しじみの口が開きだしたらパスタも投入(2018年撮影)]


[水気がなくなったら盛り付け(2018年)]


[菜の花を添えて“しじみパスタ”の完成(2018年)]

たっぷりと“しじみ”のエキスがしみ込んだパスタの、おいしいこと!

エリンギの食感も良くあっていました。2人で650ℊ食べきりました。

次回は、出雲大社方面に向かいます。

佐々倉実(ささくら みのる)
 鉄道をメインにスチール、ムービーを撮影する“鉄道カメラマン”、初めて鉄道写真を撮ったのが小学生のころ、なんやかんやで約50年経ってしまいました。鉄道カメラマンなのに撮影の8割はクルマで移動、列車に乗ってしまうと、走るシーンを撮影しにくいので、いたしかたありません。そんなワケで年間のかなりの期間をクルマで生活しています。趣味は料理と酒! ヨメには申し訳ないのですが、日々食べたいものを作っています。
 鉄道旅と食の話、最新の話題から昔の話まで、いろいろとお付き合いください。
 ちなみに、鉄道の他に“ひつじ”の写真もライフワークで撮影中、ときどきおいしいひつじの話も出てきます。なにとぞご容赦ください。


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