
スパイス&ハーブで親子丼が大変身!
※「ソース海鮮ちらし」については、『こちら』の記事をチェック!
350種類以上の頂点にたつ世界4大スパイス 世界に350種類以上あるというスパイスとハーブ。そのなかで4大スパイスといわれているのが、「コショウ」「ナツメグ」「クローブ」「シナモン」。
古くから利用され、世界中で愛用されていることから、この4種になったようです。
いずれも日本でも馴染み深いものです。しかしまぁ、みんな「3大○○」とか決めるのが好きですよね。
スパイスを求めてヨーロッパ各国で争奪戦が起きた!? 世界4大スパイスのうち、コショウをのぞく3種を巡って戦争が起きたことがありました。
16世紀、ヨーロッパは大航海時代に突入し、海洋貿易路が拡大。スパイスが手に入りやすくなったことで、各国による争奪戦が繰り広げられます。
やがて、フランスはスパイスの苗木を盗み、植民地に移植。イギリスも同様にぺナン島に移植するなどして、終息しました。
シソ山椒風味焼き味噌 日本の代表的なスパイス&ハーブの山椒とシソを使ったおつまみです。
①赤味噌と白味噌をブレンドする。
②煮切り酒、みりん、砂糖を加えてよく練る。
③青ジソのみじん切りと粉山椒、煎りゴマを加えてさらに練る。
④湿らせたかまぼこの板を用意して、味噌を平らに塗りつける。
⑤ガスレンジのグリルで表面を炙る。
⑥皿にのせて完成!
▲蕎麦屋の蕎麦味噌の雰囲気で、チビチビと日本酒のつまみにどうぞ。かまぼこにつけても美味。
「スパイス&ハーブ」についてもうひとくさり ■多くのスパイス類は、種子など丸ごとのホール状のものと、それを挽いたパウダー状のものと2タイプあるが、ホールは油を使った炒め物に、パウダーは煮込みに、など用途に合わせた使い方がある。
■一方、ハーブ類は、生のままのフレッシュタイプと、乾燥させたドライタイプがある。フレッシュなもののほうが風味も食感も鮮烈だが、日持ちがしない。ドライタイプは、ある程度保存が利くので使い勝手がいい。
■今回の「変わり親子丼」は、いずれも美味しくできた。しかし、味が決まるまでおのおの2~3杯は食べたので、いかに美味しくても、もう親子丼はしばらく結構……デス。
作者:ラズウェル細木 山形県米沢市出身の漫画家。旨い食と酒を求めて庶民目線で描いた漫画や著作が人気。代表作に『酒のほそ道』(日本文芸社)など