
アメリカのケーブルテレビCNNが選出する「2014年の世界の夢の旅行先9選」。マダガスカルのバオパブの並木道、キリンが訪れるケニアのジラフ・マナー、世界最大のサンゴ礁グレートバリアリーフのヘイマン島、オーロラをガラスの天井から臨むフィンランドのホテル等と並び、唯一日本からランクインしたスポットがあります。
それが、映画『アバター』の魂の木のような幻想的な光景と称賛された「あしかがフラワーパーク」です。広さ94000㎡の日本最大級を誇る藤園は、シンボルの樹齢150年の大藤や
80メートルにおよぶ白藤のトンネル、
春の花々と青紫、うす紅、白、黄の4色の藤が織りなす幻想的な風景を魅せます。
花々ひとつひとつの表情、空や水辺と花々のコラボレーション。まさしく夢の世界が広がります。
現在、栃木県足利市のあしかがフラワーパークでは、5月20日(日)まで「ふじのはな物語~大藤まつり2018」を開催中です。4月1日には栃木県内では35年ぶりに、JRの新駅「あしかがフラワーパーク駅」も開業しました。駅から「あしかがフラワーパーク」までの距離は徒歩1分。ゴールデンウィーク期間には、早朝から全国、そして海外から多くの観光客が夢の世界を求めて訪れていました。
フラワーパークに入った途端に、光に照らされた春の花々の彩りと香りに迎えられます。
今年は、藤もツツジも桜と同様一週間程早く咲き誇り、うすべに藤、大藤、八重黒龍藤がほぼ満開、白藤は満開、黄藤が咲き始めで、すべての色を楽しむことができました。
また藤の花だけでなく、園内では5000株以上のツツジをはじめとする、さまざまな種類の花が競演し、まさに絢爛豪華です!
次回は「奇蹟の大藤」をご紹介します。
撮影・文 / Shimazaki