ハンドメイドマーケットの始め方(4)作品の写真を撮る 後編

背景や小物を使って演出する どんな場所において撮るかで、作品の印象が違ってきます。
また、作品の大きさや雰囲気を伝える上でも、演出はとても重要。家にあるアイテムを使って、楽しくかわいい世界観を作り出しましょう。

布系の作品を作る人には、レース生地やかわいい布を背景に敷くのもおすすめ。
背景にすると良いモノがわからない、見つからないときは、真っ白な紙や布の上で撮るだけでも十分です。
天然石
インテリアに使う大きな天然石の上に置くと、ゴージャスな印象に。
貝がらをプラス
マットな質感の貝殻を使ったアレンジ。
ややシックなイメージに。
植物を入れる
観葉植物を後ろにおくのも手。
ナチュラル感を出したいときに。
レースを敷く
レースの生地はクラシックな雰囲気に。
かわいい布地なども使えます。
一眼レフなら露出で明るさを補正できる 一眼レフやミラーレスを使うと、露出の補正が可能。
部屋の明かりが十分じゃないときでも、きれいに撮れるのが魅力です。

逆に明るすぎるときは、色を落として雰囲気を出してもOK。
ノーマルの状態(Ev.0)
何も調整をしていない状態。
部屋の明るさで「Ev.0」の写真の状態は変わってきます。
★Evってなに……??

Evとは、Exposure Valueの略。
レンズの絞りとシャッター速度の組み合わせで得られる、光の量を示した数値のことで、これを「露出」と呼びます。

数字が大きいほど光の量が少なくなり、写真は暗く。
逆に数字が少ないほど光が多くなり、写真が明るくなります。

暗くなる(上:Ev.-2.0、下:v.-1.0)
「Ev.-」を選ぶと、写真を暗めに撮ることができます。
暗い方が、高級感が出る場合も。
明るくなる(上:Ev.+1.0、下:Ev.+2.0)
明るくしたいときは「Ev.+」を選びます。
部屋が暗いときは、この方法が有効です。
スマホで撮るならアプリが便利! スマートフォンでも、機能を最大限に活用すれば、すてきな写真が簡単に撮れます。
スマートフォン自体についている補正機能を使っても、ある程度まで写真を調節することが可能。

また、アプリを利用して、雰囲気のある写真に加工・編集するのも有りです。
下記で紹介した以外にも、露出量や全体の雰囲気を調整してくれるアプリがたくさん出ているので、自分の作品の大きさや質感、写真の仕上がりの好みによって、選んでいきましょう。
おすすめスマートフォンアプリ
HDR Camera Pro

黒くつぶれたり、白飛びしやすいiPhoneの写真を、ちょうどいい露出に仕上げてくれます。
(iPhone・iPad対応)


HD Camera Ultra

天気や室内の照明に合わせて、ホワイトバランスを調節。細かい部分まで鮮明に撮影できます。
(Android対応)

Photoshop Express

写真の加工用ソフトとして有名な、Photoshopがアプリに。便利な編集機能がいっぱいです。
(iPhone・iPad対応)
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