
四国は讃岐、香川県は、さぬきうどんの本場です。その歴史と伝統を守り続けるとともに、うどんの消費量も全国一。県内には、シンプルな「かけうどん」や、生卵をからめ生醤油やつゆなどで食べる「釜玉うどん」、甘いお肉がクセになる「肉うどん」など、絶品のうどんを求めるお客さんで連日行列の絶えないうどん屋が軒を連ねます。多くの人に愛されるさぬきうどんは、都内のアンテナショップでも手軽に購入することができます。東京・新橋にあるアンテナショップ「香川・愛媛せとうち旬彩館」では、瀬戸内の食材や特産品が販売されています。今回は、そんなアンテナショップで見つけたユニークな食材を紹介します。
めりけんやが発売する「揚げぴっぴ」は、さぬきうどんを油で揚げたおやつです。めりけんやは、”うどん王国”香川県で創業以来、原料と製法にこだわったさぬきうどんの製造・販売をしています。そのまま食べてももちろん美味しいうどんを揚げてしまうなんて、うどん愛を感じますね。こしの強いさぬきうどんを揚げると、サクサクとした軽い口当たりになるそうで、どんな食感なのか気になります。
今回は、「しお味」と「カレー味」を食べくらべてみます。それでは早速、「しお味」からいただきます。見た目は小さく切ったうどんそのまま、からっと揚がっているようです。うどんを揚げたとは思えない、スナック菓子のようなサクサク食感です。食感は軽いですが、うどんを油で揚げているので結構食べごたえがあります。塩気がきいていて緑茶との相性が良さそうです。
もう一方の「カレー味」もいただきます。こちらもサクサクの食感が心地よく、けっこうスパイシーなカレー味がしっかりします。スパイシーさが前面に来るので、油っぽさは気になりません。ピリリとした風味は、お茶はもちろん、ビールなどアルコールのつまみにも抜群でしょう。
【TheNews独自調査】
素材感:★★★
食 感:★★★
満足感:★★★
【今回の商品】
「揚げぴっぴミニ(しお味)」「揚げぴっぴミニ(カレー味)」各180円(税込)発売元:めりけんや(綾歌郡宇多津町)