第90話 オリンピックイヤーと株

株の神様から投資の極意を教えてもらっているTさんは、そのエッセンスを、奥様のA子さんはじめ、高校生の娘Y、中学生の息子Sにも、伝えています。お金の話は社会に出てから重要でありながら、学校ではなかなか教わらず、また時事に合わせて動きのあるものなので、家族みなが興味を持つようになりました。オリンピックの話題も投資の話につながるようです。


A子:寒い日が続くわねー。

S:でも、オリンピックは熱いよね!今月はオリンピックを観ていると寒さを忘れるというか、スキーやスノーボードをしたくなるよ!!

Y:普段見たことがない変わった競技もあるわよね。来月はパラリンピックもあるから、いろんな競技を知るのも楽しみ。

T:冬季五輪は1924年に開催された第1回シャモニー(フランス)大会の時は4競技16種目だったそうだよ。今回の、ピョンチャン(平昌)大会は23回目だけど、7競技102種目、それにパラリンピックは6競技80種目とずいぶん増えているよね。

A子:いろんな競技をTVで観るぶんにはいいけど、実際に現地で見るときっとすごく寒いわよね。

Y:ピョンチャンの冬の平均気温は、マイナス4~マイナス6度、最低気温はマイナス15度を下回ることもあるんだって!東京はこの前、珍しく氷点下になって「寒い、寒い」って友達と震えていたけど、それより寒い状況がずっと続くなんて。私もTVで観るので十分かも。

T:今年はラニーニャ現象で例年以上に寒いからね。

S:寒さが厳しいと儲かる会社ってあるよね?そういうところの株価は上がっているのかなぁ。

Y:オリンピック見て「自分もやりたい!」って思う人が増えるとウインタースポーツ関連の企業の売上は上がるわよね。スキー用品やウエアとか。ゴールドウィンやアルペンなんかがそうなのかしら。

A子:寒い冬には鍋が食べたくなるわよね!そうするとカセットコンロやガスボンベの岩谷産業は、スーパーやドラッグストア、コンビニ、どこに行っても棚にあるから、売上も伸びるんでしょうねぇー

S:暖房器具やコタツのメーカーもいつもの年よりも儲かるんだろうね。うちに昔からある石油ストーブのメーカーって、コロナだっけ。

Y:東京が雪の時に大騒ぎになっていたけど、車のスノータイヤやチェーン関連の企業も収益が良くなるのよね、きっと。カーメイト、オートバックスセブン、イエローハットとかね。

S:雪用の滑らない靴も話題になっていたよね。あと、雪かきの道具のメーカーなんかもきっと一時的には儲かったんだろうね。

T:いろいろ出てくるね!ただ、去年も同じような話をした覚えがあるけど(笑)、パパが株の神様から教えてもらった教訓に「冬に麦わら帽子、夏に火鉢を買いなさい」というのがあるよ。
(第2話「株はいつ買うのか?」第30話「冬の寒さと株」参照)

Y:そうそう、実際に商品が売れて業績が上がってから株を買っても、それを先取りして株価が上がっていることも多いから、投資家としては儲からないケースもあるのよね。

S:じゃあ、今から今年の夏に人気の出そうな会社のことを話すといいよね(笑)

(次回2/21掲載予定)

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