5季ぶり御神渡りで拝観式=長野県諏訪地方

長野県の諏訪市、岡谷市、下諏訪町に囲まれた諏訪湖の氷上に現れる「御神渡り(おみわたり)」の判定と神事をつかさどる八剣神社(諏訪市)による5季ぶりの拝観式がこのほど、大勢の見物客が見守る中で厳粛に行われた。
御神渡りの認定には、諏訪湖を南北に走る「一之(の)御渡り」「二之(の)御渡り」の2本の筋と、東西に走る「佐久之(さくの)御渡り」の筋が必要。宮坂清宮司(67)、氏子総代一行80人は諏訪市、岡谷市、下諏訪町の湖岸を回り、氷の筋や方向が条件を満たしていることを確認し、正式に認定。一之御渡りの始点(諏訪市)と終点(下諏訪町)などで神事を行った。
拝観後は過去記録に照らし、筋の様子から今年の世相や天候、農作物の吉凶を占った。宮坂宮司は「御神渡りができて良かった。諏訪に本格的な冬が訪れたことを実感するとともに、春が待ち遠しい気持ち」と語った。
諏訪地方には「諏訪大社上社の男神が下社の女神のもとへと渡る恋の道」という言い伝えがあることから、「御神渡り」と呼ばれる。【もぎたて便】
〔写真説明〕下諏訪町の御神渡り前で行われた神事=同町
〔写真説明〕下諏訪町側に出現した御神渡り筋=同町


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