【Mr.ボーラ 心の風車】春

カーテン越しに光が躍ると生まれたばかりの春が佇んでいる。
豆まきで節分を過ごし翌日からは立春。日本には四季の中に更に六つの季節があり年間では二十四節気の季節がある。立春もその一つの節気。

東北地方のとある小学校の理科の時間。先生が生徒に「氷が解けると何になりますか」と質問したら多くの生徒が「水になります」と答えたが、一人の女の子が「春になります」と答えた。
一瞬、生徒も先生も息を飲んだが、先生が「いい答えですね。春よ、来いですね。」とその女の子に微笑んだ。

雪深い北の地方の人は人一倍、春を待ち焦がれる。氷が解けると春がやってくる、そんな思いが理科の授業に一足先に春を連れてきた。

古来、春は東から来ると思われていた。「東風(こち)」は春の季語。
これから梅が咲き、鶯が鳴き、ひな祭り、椿が咲き、やがて桜が舞う。日本には美しい季節を飾る立役者がたくさんいる。そんな自然からの贈り物が日々の生活に彩を付加してくれる。

「氷が解けると春になる。」
そんな感性が人生を豊かに運ばせてくれる。

≪Mr.ボーラ≫
あの伝説のコラム、ボーラの囁きが帰ってきました。
多くの方の心に染みる風を運んだボーラ。
暖かく優しく切ないボーラの言葉が今日のあなたの一日を豊かに運んでくれると思います。