【Mr.ボーラ 心の風車】竹になろう

日本列島が寒波に覆われ22日に降り出した雪は一瞬に大都会東京を銀世界に変えてしまった。。
私は雪が降るといつも私の祖母の話を思い出す。

「倒されし、竹は次第に持ち上がり、倒した雪は消えてなくなる」
「人は竹になりなさい。雪は美しく、降り始めるとあたり一面を支配する。竹は天に向かいながらも雪に押しつぶされて、雪の重みで倒れてしまう。しかし雪が解けると雪は消えて無くなり、竹はまた持ち上がり天を目指して聳える。雪は一過性、竹は永続性」

人生には時折、圧し潰されてしまう様な事がおこる。雪の様に大きな力で行く手を塞ぐ様な。
でも自分が竹だと思い、降りかかった雪は消えて無くなると思い、時を経過させると良い。
俯き加減に今を生きている人がいたら、やがて、心を暗くする出来事や悩みは消えて無くなる。雪の様に。

朝の来ない夜はない。輝かしい夜明けの前ほど、その暗闇は深いがやがて必ず明ける。
人生はだから、楽しい。

≪Mr.ボーラ≫
あの伝説のコラム、ボーラの囁きが帰ってきました。
多くの方の心に染みる風を運んだボーラ。
暖かく優しく切ないボーラの言葉が今日のあなたの一日を豊かに運んでくれると思います。