「マルえもん」「カキえもん」「弁天かき」北海道厚岸町のブランド牡蠣たち

北海道を代表する牡蠣の産地は、厚岸町です。厚岸町の牡蠣は、外海と繋がった汽水湖の厚岸湖で育ちます。その厚岸湖は、湿原の養分をたっぷり含んだ別寒辺牛川の水が流れ込み、外海からはプランクトンも入り込む栄養に富んだ湖です。そのため、厚岸湖で育つ牡蠣は、養分をたっぷり取り込んで成長します。寒い場所で育つ牡蠣なので特別大きいわけではありませんが、身が締まっておりおいしいです。

また、厚岸町沿岸には冷たい親潮が流れているため、夏でも厚岸湖内に冷たい領域が存在します。その冷たい領域をうまく使って牡蠣を育てるため、1年中牡蠣を出荷することができます。そのため、厚岸町に行けば、いつでも牡蠣を楽しめます。

そして、厚岸町の牡蠣には、「マルえもん」「カキえもん」「弁天かき」という3種類のブランドが存在します。それぞれを紹介しましょう。

マルえもんは、三陸で生まれた牡蠣をホタテ貝殻に多数付いた状態で厚岸町に送り、厚岸湖でさらに育てた牡蠣です。特徴は、身がびっしりと殻に詰まっていることです。厚岸産の牡蠣の大半は、マルえもんです。

次にカキえもんは、厚岸生まれの牡蠣です。マルえもんのようにホタテ貝に稚貝を付けて育てる方法ではなく、細かく砕いた牡蠣の殻1つずつに稚貝を1つ付けて、籠で育てます。手間がかかるのと身が小さいので、あまり生産されていません。しかし味は濃厚で、おいしさで選ぶならカキえもんが良いでしょう。

最後に弁天かきは、厚岸生まれの牡蠣をマルえもんと同じくホタテ貝に付着させて1年養殖し、2年目からはカキえもんのように籠で育てます。カキえもんよりも大きく育ち、これからの厚岸の牡蠣の主力として期待されています。まだ本格的な生産はされておらず貴重な牡蠣ですが、マルえもんとカキえもんの良いところを併せ持っているので期待です。

このように、厚岸の牡蠣と言っても違いがあります。それぞれ食べ比べをしてみると良いでしょう。

厚岸の牡蠣は通販で取り寄せもできますが、やはり現地で食べることが1番です。食べる場所は、「厚岸漁業協同組合直売店 エーウロコ」と「厚岸味覚ターミナル コンキリエ」(道の駅内)が良いでしょう。

皆さんも、ぜひ厚岸町の牡蠣を食べてみてください。


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