
眠るとき、枕で頭を高くして眠りますよね。睡眠中に頭に血が上らないためや、肩こりにならないために必要なことです。これと同じように、足を高くして眠る方法があるのは知っていますか?足を高くして眠ると、むくみの解消やダイエット効果といった嬉しい効果がたくさんあります。この記事では、足を高くして眠る効果と方法を簡単にご紹介します。
効果1.足のむくみが解消される
ずっと同じ姿勢で仕事をするデスクワーカーの人や、生理前や生理中の女性、妊婦さんなど…。血流が悪くなると、老廃物が足に溜まってむくみが生じます。眠るときにただ横たわっているだけだと、どうしても足先までの血流が滞りがちです。そこで足を高くして眠ると、足と心臓の高さが同じくらいになり、足先にまでスムーズに血液が流れるようになるのです。足先までの血流がスムーズになれば、老廃物の流れが促され、起きたときのむくみが軽減されるようになりますよ。
効果2.疲労の解消効果を上げる
仰向けになって寝転がるとわかりますが、足をまっすぐ伸ばして横になると膝下がすこし浮いた状態になっていますよね。このような状態でずっと寝転んでいると、足にかかる体重が増えて、眠っているにも関わらず疲労が蓄積されてしまいます。足の下にクッションを置いて足を高くしておけば、睡眠中も足に負担がかかることなく、リラックスした状態で眠ることができます。睡眠の質が高まって疲労回復も促され、翌朝はスッキリと目覚めることができますよ。よく歩いた日の夜などは特に足が疲れていますから、足を高くして眠るのがおすすめです。
効果3.セルライトを防ぐ足痩せ効果
脂肪と老廃物とが固まってしまうセルライト、悩んでいる人は多いのではないでしょうか?足を高くして眠ると、むくみが解消されるのと一緒にリンパ液の流れも良くなります。つまり老廃物と脂肪が一体化することはなくなり、セルライトのリスクを防ぐことができるのです。太ももやふくらはぎのセルライトに悩んでいる人にはおすすめの方法ですね。また、足先までの血流が良くなることで、眠っている間の代謝活動も良くなりますよ。
膝より下にクッションを敷いて眠ろう
足を高くして眠るなら、膝より下の辺りにクッションを敷いて眠りましょう。横になったときにちょうど浮いている膝下を、クッションで穴埋めする感じですね。足首だけをクッションに乗せてしまうと、膝が宙に浮いてしまうためNGです。足の高さは心臓と同じくらいか、それよりも少し下です。頭よりも高い位置に足を置くと頭に血が上るため注意しましょう。枕よりも薄めのクッションを用意すると良いですよ。
writer:さじや