けっして変わった料理ではない「あんもち雑煮」

「あんもち雑煮」はいりこ(できれば地元伊吹島特産のもの)で出汁をとり、白味噌仕立てにした汁に大根、人参(これも特産の金時人参を使いたい)などを入れ、餡入りの丸餅を入れた雑煮で香川県の郷土料理です。テレビのバラエティ番組などで、変わったお雑煮として紹介されることが多いですが、けっして奇をてらった料理ではなく、香川県ではお正月の三箇日に食べる定番の人気料理です。香川県民にとっては、いわゆるソウルフードと言えると思います。

もちろん、香川県内においても、どの家庭でも「あんもち雑煮」を食べているわけではなく、あんなしの白もち雑煮を食べている家庭も多くあると思います。特に、若い世代の人たちは、甘いものにそれほどありがたみを感じていないこともありますし、お正月にハレの料理を食べたいという気持ちがあまり感じられないなど、「あんもち雑煮」がお正月の食卓から消えている家庭も多いと思います。

近年、白味噌仕立ての味噌汁に餡入りの餅が入っているお雑煮は、テレビや雑誌などで取り上げられていますので、全国的な知名度も上がっていますが、白味噌とあんもちの組み合わせは他県の方から見ると抵抗があるようです。あんこと白味噌は合わないと思いがちですが、いざ食べてみると意外と相性が良くて美味しいと感じる方も少なくありません。
このように、「あんもち雑煮」は、けっして変わった料理ではありません。また、うどん屋さんの中には、メニューに「あんもちうどん」があるところもありますので、こちらも味わってみてください。


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