
せっかく熱々に沸かしたお風呂も、寒い日だとすぐに冷えてしまいますよね。お湯が冷める度に追い炊きをしていては、電気代がかさむばかりです。追い炊きのないお風呂であれば、なおのことお風呂のお湯が冷めるのはつらいでしょう。そこで、お風呂を簡単に保温する方法をいくつかまとめてみました。
アルミシートを使って保温する
比較的低コストで手に入りやすいアルミシートは、お風呂のお湯を保温するのに最適なグッズです。100円均一で売っているお風呂の保温シートなども、アルミシートを使ったものが多いですね。沸かしたお風呂が冷める前に、お湯の上にアルミシートを浮かべてからお風呂のフタを閉めましょう。アルミシート自体にも断熱効果はありますが、やはり100%の熱を閉じ込めるのは無理があります。アルミシートの上からお風呂のフタを閉めることで、二重にフタをして浴槽内の熱を閉じ込めることができるのです。アルミシートを使うときは、浴槽のサイズにぴったり合うように切ってから使ってくださいね。でないとシートと浴槽の隙間から熱が逃げてしまいます。
発泡スチロールで保温シートの代用にする
大きな食べ物や電化製品を買ったとき、発泡スチロールがついてきますよね。発泡スチロールの箱やフタを上手くカットして、お風呂の保温シートとして代用することも可能です。アルミシートのように熱反射での保温効果はありませんが、お風呂のフタと併用すれば十分に保温効果を発揮してくれますよ。発泡スチロールもアルミシートと同じように、浴槽のサイズに合わせてカットしてください。お風呂に浮かべても良いし、お風呂のフタと同じように浴槽に被せて、その上からお風呂のフタをするのでもOKです。より保温力を高めたければ、アルミシートと発泡スチロールを重ねた上からお風呂のフタをしても良いですね。
ペットボトルにお湯を入れておく
熱いお湯を入れた湯たんぽを作っておくと、暖を取るのに便利ですよね。これと同じ要領で、沸かしたお風呂にお湯の入ったペットボトルを入れておくと保温効果があります。ただしペットボトルに熱すぎるお湯を入れると、ボトルが縮んでしまいます。お湯の温度は70℃前後にしておきましょう。若干浴槽が狭くなってしまうのがデメリットですが、水かさが増して節水にも繋がりますよ。もしも家に湯たんぽがあるのなら、熱々のお湯を溜めた湯たんぽを浴槽に入れておくのでもOKです。
市販のお風呂保温器を使ってみる
追い炊きのないお風呂でも使えるように、お風呂の保温器が市販で売られています。最も手軽なのは、電子レンジで使えるタイプの保温器です。保温器をそのまま電子レンジで温めてから浴槽に入れるだけで、浴槽内のお湯が簡単に保温されます。追い炊き機能のあるお風呂でも、保温器を入れておけば電気代の節約になります。
writer:さじや