W杯優勝候補の呼び声も、スペイン代表指揮官「何かが保証されるわけではない」 気になるケガ人の状態は…

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 スペイン代表は現地時間8日、国際親善試合でペルー代表を3-1で破った。スペイン代表にとって、同試合はFIFAワールドカップ2026前最後のテストマッチ。試合後、スペイン代表を率いるルイス・デ・ラ・フエンテ監督が、本大会に向けた意気込みを語った。同国メディア『アス』が、同監督のコメントを伝えている。

 FIFAワールドカップ2026共催国の1つであるメキシコのプエブラ州に位置する『エスタディオ・クアウテモック』でペルー代表と相まみえたゲームは、キックオフ直後の2分、FWミケル・オヤルサバル(レアル・ソシエダ)がミドルシュートを突き刺し、スペイン代表が先手を取る。32分には、右サイドを抜け出したFWフェラン・トーレス(バルセロナ)の折り返しをMFペドリ(バルセロナ)が押し込み、2点をリードして前半を終えた。

 後半に入った53分には、FWジェレミ・ピノ(クリスタル・パレス/イングランド)がオウンゴールを誘発。66分には1点を返されたものの、試合はこのまま3-1でタイムアップ。スペイン代表は4日に国内で行われたイラク代表戦こそ1-1のドローで終えていたものの、FIFAワールドカップ2026前最後のテストマッチはきっちりと白星で飾ることに成功した。

 試合後、デ・ラ・フエンテ監督は「ここまでの取り組みには非常に満足している。選手たちのコンディションは良く、新たなケガ人も出ていない」と、現在のチーム状況に対するポジティブな所感を口にする。「もちろん、今後数日間、様々な状況をさらに分析していく予定だ。ここまで、選手たちが見せてくれたパフォーマンスには、とても満足しているよ」と、FIFAワールドカップ2026前のテストマッチ2試合を総括した。

 ペルー代表戦では、コンディションが懸念されたMFロドリ(マンチェスター・シティ/イングランド)がスタメンに名を連ね、腕章を巻いて約60分間プレーした。デ・ラ・フエンテ監督は「様々な理由で60分間しかプレーさせられなかったが、今はもう大丈夫。非常に良い状態だ」と、本大会を前にロドリの状態は上がってきていると主張。加えて、右足の骨折により4カ月弱の離脱を強いられていたMFミケル・メリーノ(アーセナル/イングランド)についても、「徐々にプレー時間を増やしているところだ。彼も問題ない」と付け加えている。

 また、ペルー代表戦では、FIFAワールドカップ2026を戦うメンバー26名のうち、22名がピッチに立った。出場がなかったのは、GKジョアン・ガルシア(バルセロナ)と、ケガの影響でベンチから外れていたFWニコ・ウィリアムス(アスレティック・ビルバオ)、FWビクトル・ムニョス(オサスナ)、FWラミン・ヤマル(バルセロナ)のみだった。

 だが、デ・ラ・フエンテ監督は「全員が最高のコンディションだ。チャタヌーガ(※編注:スペイン代表のベースキャンプ地)で集中的なトレーニングを積んできたニコ、ラミン、ビクトルを含め、全員が初戦に出場可能だよ」と宣言。負傷者も含めて、FIFAワールドカップ2026の初陣となる15日のカーボベルデ代表戦には、26名が起用可能だと強調した。

 EURO2024を制した“欧州王者”の肩書きを提げて今大会に臨むスペイン代表は、4大会ぶり2度目のFIFAワールドカップ優勝が期待されている。優勝候補の一角として名前が挙がることも少なくないが、デ・ラ・フエンテ監督は、前評判が結果を保証してくれるわけではないと主張している。

「優勝候補として名前が挙がること、あるいは大会制覇が有力視されることは、何かを保証するわけではない。ただし、我々は自分たちの可能性やプレースタイルに自信を持っているチームだ。このスタイルでうまくいくと信じているが、同時に、どんなチームにでも負ける可能性があることを理解するだけの謙虚さも持っている」

【ゴール動画】オヤルサバル、ペルー戦ではミドルで先制弾