悲しみ新た、肖像に花=プミポン前国王死去1年-タイ

 【バンコク時事】「国父」として敬愛を集めたタイのプミポン前国王が88歳で死去してから1年となる13日、バンコクの王宮前や前国王が息を引き取ったシリラート病院には多くの市民が訪れ、悲しみを新たにした。
 王宮前に設置された前国王の大きな肖像画の前では、黒い服を着た市民が長蛇の列をつくり、次々に花束や花飾りをささげた。バンコク近郊から来た女性会社員パトゥンポーンさん(57)は「1年前に死去の知らせを聞いた時は、信じたくなかった。これほど偉大な国王はいない」と唇をかんだ。同行した母ラッタナポーンさん(89)は「今も胸が張り裂ける思い」と言葉少なだった。
 前国王が死去した午後3時52分(日本時間同5時52分)になると、シリラート病院に集まった人たちはプミポン国王がラマ9世であることにちなみ、9分間黙とう。女性会社員パラニーさん(52)は目に涙を浮かべ「人生で最も大切な人を失った。前国王は今後も永遠に私たちの心の中に生き続ける」と震える声で語った。 
〔写真説明〕13日、バンコクの王宮前で、プミポン前国王の肖像画に花をささげる市民
〔写真説明〕13日、バンコクのシリラート病院で、プミポン前国王の絵を掲げながら涙を流す市民


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