秋の味覚の代表選手 秋刀魚はグリル料理で安全に?

秋も深まりサンマの季節です。日本人は秋刀魚が大好きですよね。これまでTheNewsで掲載された記事から秋刀魚を取り巻く状況を詳しくなってみましょう。

秋刀魚に関して日本やアメリカなど国際間で協議

7月頃、不漁が続くサンマの資源管理を巡って、国際会議が開催されました。この会議では、北太平洋のサンマの資源保護が話し合われ、日本やアメリカなど8カ国が参加しました。
この会議で、日本はサンマに関して、漁獲量が急激に増加している中国を念頭に、国や地域ごとに上限を定める「漁獲枠」の新設を提案しました。その漁獲量は、日本が24万トン余り、台湾が19万トン余り、中国は4万6千トン余りなどとしました。しかし、この提案に対して、中国、韓国、ロシアが上限を設けるのは時期尚早として反対し、賛成は提案国の日本をはじめ、台湾、アメリカとなり合意を得ることはできませんでした。
この会議は正式には「北太平洋漁業委員会(NPFC)第3回委員会会合」の一環で会合ではサンマ以外にもマサバの管理やIUU(違法・無報告・無規制)漁船などについて協議されたたということです。

「北太平洋漁業委員会(NPFC)第3回委員会会合」の結果について

※水産庁のHPです。
サンマもそうですがマサバもグリルで美味しく楽しめる味覚です。大事な資源として大切にしたいですね。

秋刀魚にもアニサキスが?

こちらの記事からは、テレビやインターネットでアニサキス症がたびたび取り上げられ、スーパーマーケットなど鮮魚取扱店ではアニサキス報道の影響が長引いていたということです。この報道によって、水産販売全般が縮小する中、健闘していた刺身まで売上高が減少しているということです。アニキサスは、サンマにもひそんでいる危険性はあります。サンマは刺身にしても美味しい魚ですが、グリルやフライパンで塩焼きにしたり、洋風のお鍋にしたりして調理すれば安心ですね。この記事によるとアニサキスの食品への混入を防ぐ方法は、ブラックライトをあてて確認するなど、目視確認の徹底といったものにとどまり、抜本的な解決策がない状況となっています。スーパーマーケットなどでは、いったん離れた客を取り戻されるのか懸念されといい、自己防衛が大事ですね。

グリルで料理した場合でも秋刀魚やイワシは注意画必要

火を通したら安全ということですが、骨も注意。こちらの記事では
魚の骨が喉に引っかかると苦しさや窒息のおそれがあったり、魚の骨が胃や食道に骨が突き刺さるケースがあるということです。「たかが魚の骨で」と思うかもしれませんが、注意が必要ですね。フライパンやグリルで料理するときは魚の骨を取り除きながら焼いた後に事前に取り除いた方がいいですね。

秋の味覚秋刀魚、みんなも楽しみましょう。
[写:Satoshi KINOKUNI@fliker]

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