さっぽろオータムフェスト2017」札幌・大通公園で開催中 人気のビールの祭典オクトーバーフェストなど

北海道の夏は短いとよく言われますが、実際に住んでみると気持ちよく外で過ごせる「夏」の時期は長いことがわかります。札幌の中心部には、大通西1丁目から12丁目まで長さ約1.5km、面積約7.8haにも及ぶ長細い『大通公園』があり、色鮮やかな花壇、92種約4700本もの樹木と手入れの行き届いた芝生が整備され、1年を通じて市民の憩いの場所となっています。大通公園では、1年を通じて冬の「さっぽろホワイトイルミネーション」や春の「さっぽろライラックまつり」など数多くイベントが開催されており、多くの人々に親しまれています。現在は、美味しい秋の始まり「さっぽろオータムフェスト2017」が9月8日から9月30日まで開催中です。

「さっぽろオータムフェスト2017」は大通西1丁目、4丁目~8丁目、10丁目~11丁目で開催されていますが、区画ごとに「ラーメン祭りと喰い倒れ広場の5丁目」、「北海道産のワインや日本酒とお酒に合う酒肴中心の7丁目BAR」、「お肉10丁目」などにまったく別のコンセプトの会場が用意され、期間中に何度でも通う楽しみがあります。また、最近全国各地で開催され人気のビールの祭典「オクトーバーフェスト」も「さっぽろオクトーバーフェスト2017」として開催されます。

毎年全国から根強いファンが訪れている人気会場の一つが、普段札幌では食べらることができない北海道内各地の農畜産物、加工品、ビール、ワイン、日本酒、などご当地グルメを楽しめる「札幌大通 ふるさと市場」です道内の市町村が開催期間中に4期交代で出店しており、今日から30日までに3日間は当別町の「えぞ鹿ジンギスカン」や礼文町の「うにめし」などが出展予定となってます。

また、札幌市内の人気店や新進気鋭のシェフたちが特別料理を1~2日交代で提供してくれる「さっぽろシェフズキッチン」はさっぽろオータムフェストの人気企画です。今年も、札幌を代表する17人のシェフが「道産野菜」をテーマ食材に、1100円と550円の2パターンの価格で料理を提供しており、オータムフェストでしか食べられない限定料理をリーズナブルに楽しむことができるます。

また、この企画では、札幌市内の調理専門学校や製菓専門学校の生徒さんがシェフのサポートとして働いています。リゾートにでも来たような解放感のある場所で、若者たちが夢を追いかける初々しい姿を見かけるのも楽しみの一つです。

北海道中の美味しい食材がこのオータムフェストに集まると言われ、漁師、農家、醸造者、食品加工者、料理人、食に関わる人々の真摯な想いと修業を積んだ職人たちが産み出すレベルの高い食を心から楽しむ。そんな秋を祝う祭りが、この「さっぽろオータムフェスト」なのです。

筆者:澤口美穂。カナダへのワーキングホリデー、グアテマラ留学含め、約2年半北米、中米、南米を中心に周遊。帰国後、ヨーロッパ本社の外資系企業日本法人2社で勤務し、アジア、ヨーロッパへ数多く出張。20代からの訪問国数は約30か国以上。平成28年、生活拠点を東京から札幌に移す。様々な国の人々と共に働いてきた経験や自分の想いを形にした新しいビジネスと人生のセカンドステージを構築中。

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さっぽろオータムフェスト2017 http://www.sapporo-autumnfest.jp/
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