冬の亀岡における最高の贅沢品 ぼたん鍋

京都やその周辺地域において、これからの寒くなる季節において、地元の人々に愛されてきたのは、猪の肉と京野菜で煮込んだ「ぼたん鍋」です。京都の中心地から1時間ほどでいける亀岡においても、11月頃になると猪猟が解禁され、新鮮な猪が、各旅館にて、絶品のイノシシ鍋にされます。秋の味覚の丹波松茸も有名ですが、冬の時期に温泉に入った後にぼたん鍋を食べると格別な味わいのようです。

とれたてで新鮮なイノシシの肉は、とても甘みがあり、多少の固さはあるものの、臭みもなく、豚や牛肉とはまた違う美味しさで、冬の亀岡における最高の贅沢品です。地元の精肉屋さんでも、この時期だけは店頭に猪肉げ並び、来客時には、ぼたん鍋をしてもてなします。

亀岡では、その豊かな自然とおいしい水を使って、年間を通じて多くの京野菜がつくられており、京水菜は特に有名です。ぼたん鍋に、脂身のおいしいイノシシ肉と、亀岡でつくられた京野菜をふんだんにつめこむので、その相乗効果でますます美味しくなります。京都観光の後、嵐山からトロッコで亀岡にきて、京野菜たっぷりのぼたん鍋を是非ご賞味ください。