お墓はなんとそそり立つあの作品の前に!?…北海道出身の漫画家【シリーズお墓から郷土の偉人発見 VOL.19】

今回は北海道出身の漫画家、岡本一平さんを紹介します。

書家の岡本可亭さんの長男として、北海道函館でうまれた岡本さんは、1910年に東京美術学校西洋画科選科を卒業しました。1912年に東京朝日新聞社に入り漫画を担当し、政治・社会漫画に独特の新風を開いたということです。

1929年から~32にかけてヨーロッパに旅行した漫画漫文集「世界漫遊」があります。また、夏目漱石が絶賛を浴びた「熊を訪ねて」や、ストーリー漫画の嚆矢となった「人の一生」などあります。 その一方で、一平塾(後の漫画自由研究会)を作り後進の指導・育成にも力を入れたということです。

*一平の墓は息子の芸術家・岡本太郎さんに作です。大阪万博の太陽の塔に似ていますが、一平の墓の方が先といわれています。 タイトル「顔」一平の墓の左に、妻かの子の墓。向かい合って太郎の墓がある。真ん中に川端康成の辞が彫られている。

externallink関連リンク

◆取材協力
歴史が眠る多磨霊園
http://www6.plala.or.jp/guti/cemetery/
externallinkコメント一覧

コメントを残す

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)