無料配布を開始 滋賀県で平成29年度水草堆肥

滋賀県では、琵琶湖に繁茂する水草を刈り取り回収する事業を行っています。この刈り取りで水揚げされた大量の水草は、ゴミなどを除去したうえで堆肥化しています。水草はかつて琵琶湖沿岸で広く肥料代わりに利用されていました。本年も2月に配布が行われましたが、現在2度目の配布が行われています。

配布場所と配布日時は8月26日(土)高島市今津町今津(JR近江今津駅南側)、8月27日(日)近江八幡市津田町(運動公園南側)、9月9日(土)大津市浜大津(大津港南側空き地)、9月10日(日)草津市矢橋町(矢橋帰帆島駐車場)、9月23日(土)米原市入江(米原小と米原中の間の通路)、9月24日(日)長浜市早崎町(奥びわスポーツの森北側)の6カ所です。いずれの配布場所も、午前9時から午後1時までの間となっています。既に高島市と近江八幡市での配布は終了しています。したがって、これから配布を希望される方はこの二か所以外の場所で配布を受けてください。

一人あたりの配布量は軽トラ一台、または、袋詰めで10袋までとなっています。袋詰めの袋は持参することになっていますので各自で用意しましょう。袋詰めの袋には肥料袋や土嚢用の袋が便利です。また、軍手やシャベルも持参しておくといいでしょう。なお、ゴミや石礫、貝殻が混じっているので使用する場合には、ゴミや大きめの石などは取り除くようにしましょう。釣り糸が入っていることもあり、これは自然に分解しないので、見つけ次第除去してください。水草堆肥は作物によって向き不向きがあるのでその点に注意しつつ利用しましょう。

水草堆肥は栄養もあり、保水力もあります。うまく活用して美味しい野菜を育ててみましょう。

[写:TANAKA Juuyoh(田中十洋)@flickr]

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