秋の夜長は夜釣りでも

早くも9月に入り、昼間は気温30度を超える日がまだまだ続きそうですが、日が落ちると急に涼しく感じられるような季節になりました。秋の夜は涼しく過ごしやすいため、ついつい夜更かしをしてしまいます。昼間は暑さで敬遠してしまう屋外の活動も夜ならば過ごしやすくできるかもしれません。これからの時期、夜釣りなどはいかがでしょうか。

海も河川・湖沼も夜釣りの対象魚はあります。海であれば、アナゴやスズキ、アジなどが期待できます。また、河川・湖沼であれば、ウナギ、ナマズ、オオクチバスなどが楽しめるでしょう。夜釣りは昼間の釣りよりも大物が期待できる魚種が多いです。

また、ウナギはこれからが旬の時期で脂が乗って一番美味しい季節です。夜釣りにはほとんど徹夜での釣行もあれば、日没後の数時間程度あるいは日の出前の数時間程度のみの釣行もあります。日没後の数時間の釣行であれば、仕事帰りに軽く釣行することも人によっては可能です。事前に道具だけ用意しておけばいいでしょうし、アナゴ釣り等の釣り船であれば、道具も貸してくれる場合もあります。こういった場合は手ぶらでの釣行も可能です。ただ、夜釣りは足元が暗いので気を付けなければなりません。

昼間であれば問題無い場所でも夜間は灯りが無く危険な場所であることも多いです。そのため、岸壁などからの水中への転落には十分に気を付けて下さい。昼間以上に慎重に行動し、決して無理はしないでください。

釣行の際にはライフジャケットを着用することで、万が一、水中に転落してしまったとしても生存確率は大きく上昇します。昼間の釣り以上に準備を万全にし、しっかりと自分や同行者の安全に配慮をして釣行しましょう。

[写: Gullhem Vellut@fliker]