米の高機動砲、ウクライナ到着=ベラルーシも対ロ供与か

 ウクライナのレズニコフ国防相は23日、米国の高機動ロケット砲システム(HIMARS)が、既にウクライナに到着していると明らかにした。最大射程は約80キロと、これまで供与されたものと比べ長距離の攻撃が可能となる。ウクライナ側が強く求めてきたこともあり、ツイッター投稿で謝意を表明した。
 激しい地上戦が続く東部ドンバス地方に投入されるもよう。レズニコフ氏は標的となるロシア軍にとって「暑い夏になる」と警告した。最近、ドイツの自走榴弾(りゅうだん)砲も配備されたと説明している。
 ウクライナは、ロシアと火砲の数で10倍程度の差があったとされ、軍事支援を急ぐよう欧米に訴えていた。現地メディアによると、ゼレンスキー大統領は23日、「欧州連合(EU)に加盟しつつ、イスラエルのような防衛力を持つ国家になる」と宣言し、軍事力強化に意欲を示した。
 一方、ウクライナ軍高官は23日、隣国ベラルーシが保有兵器を同盟国ロシアに供与し、不足分を補う可能性があると指摘した。ドンバス地方ではロシア、ウクライナ両軍とも大きな損害を被っていると伝えられ、消耗戦の様相を呈している。ベラルーシの参戦論もささやかれている。 
〔写真説明〕米国の高機動ロケット砲システム(HIMARS)=3月6日、サウジアラビア・リヤド近郊(AFP時事)


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