
チェルシーが、ユヴェントスに所属するオランダ代表DFマタイス・デ・リフトの獲得に関心を示しているようだ。23日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。
現在22歳のデ・リフトは、母国の強豪アヤックスの下部組織出身。2016年11月にトップチームデビューを飾り、以降は主力として活躍。19歳にしてキャプテンマークを巻くなど、クラブからの信頼も厚く、同クラブで公式戦117試合に出場した。バルセロナやマンチェスター・Uなど様々な強豪クラブが関心を示す中、2019年夏にユヴェントスに加入。同クラブではここまで公式戦117試合に出場し、セリエA制覇やコッパ・イタリア制覇に貢献している。
報道によると、チェルシーはドイツ代表DFアントニオ・リュディガーや、デンマーク代表DFアンドレアス・クリステンセンの退団に伴い、今夏の移籍市場でセンターバック(CB)の獲得を考えているとのこと。実績と実力を兼ね備えるCBの補強に向け、以前から注視しているデ・リフトの獲得を検討しているようだ。
デ・リフトとユヴェントスとの契約は2024年までとなっているが、最近では契約が2026年まで延長されるのではないかとも噂されている。デ・リフト本人も先日、「話し合いは行われている。正しい時が来れば、契約を延長するか、他の選択肢を見るか決断する」とコメントし、契約延長交渉が行われていることを明かしていた。チェルシーが獲得を目指す場合、契約解除条項として設定された1億2000万ユーロ(約170億円)の支払いが必須となる見込みで、ユヴェントスはこれに近い提示額のオファーしか受け付けないと見られている。
果たしてチェルシーは実際に獲得に動くのだろうか。今後の展開にも注目が集まる。