グリーン上でウェッジの妙技も パーオン率88.9%の石川遼は及第点の「68」

<JAPAN PLAYERS CHAMPIONSHIP by サトウ食品 初日◇23日◇西那須野カントリー倶楽部(栃木県)◇7036ヤード・パー72>

14番パー3のグリーンで石川遼が妙技を見せた。ティショットをピン右8メートルに乗せたが、ボールとピンのあいだに2段グリーンの大きな段が介在するラインだった。「直線的に打ったら最低でも1.5メートルは持っていかれる。右の段を使って寄せようとすると4メートルぐらい右に打ち出して、ラインとタッチが合っていてもカップの下1.5メートルに止まればいいほう」というパターで打つには複雑な状況だった。

石川が手にしたのは59度のウェッジ。ギャラリーもにわかにざわついた。「傾斜で左に流されないようにカットに打ちました」。ボールだけをクリーンに拾い、段の傾斜の影響を受けないように2メートルほどキャリーさせ、スライス回転をかけたピッチエンドラン。ピン下1メートルに止めて、きっちりパーセーブをした。

インから出た石川は11番でバーディ先行。14番ではパターで打っていたらボギーになりかねない状況もうまく切り抜けて、前半はボギーなしで折り返す。後半に入りボギーは1つたたいたが、4つのバーディ奪取に成功。この日は5バーディ・1ボギーの「68」で4アンダー、上々の位置で滑り出した。

初日を好順位で終えたのは3位タイの「〜全英への道〜ミズノオープン」以来。「アイアンがすごいビタビタついているわけでもないし、ティショットが全部真っすぐ行っているわけではないけど、内容的にはパーオンできている。アイアンの距離感が合っていないところもあるけど、それは自分の想定内。それが今の自分にとって大事なので、明日以降もこういう内容を目指したい」。この日は18ホール中16ホールでパーオンに成功。2ホールで難しいアプローチを残してしまったことは課題としたが、全体的には安定感のある内容に及第点をつけた。(文・小高拓)


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