畑岡奈紗「なにかが違う…」 FWキープ率100%→64%で上位争いから一歩後退

<コグニザント・ファウンダーズカップ 2日目◇13日◇アッパー・モントクレア・カントリー・クラブ(米ニュージャージー州)◇6656ヤード・パー72>

2戦連続Vに向けて単独3位の好位置で2日目を迎えた畑岡奈紗だったが、ブレーキがかかった。1バーディ・2ボギーの「73」と1つスコアを落とし、トータル6アンダー・13位タイに後退した。

初日にフェアウェイキープ率100%だったティショットが精彩を欠いた。スタートの10番パー4でいきなりティショットを右に曲げると、パーオンできずにボギー発進。続く11番パー4では左に曲げて、ラフからのセカンドショットがバンカーに入った。「2連続ボギーにしてしまうと流れが悪いので、大きかったですね」と7メートルほどのパットを沈めてなんとかパーセーブしたものの、この“ドタバタスタート”は畑岡のリズムを狂わせた。

17番パー3で約7メートルの下りのバーディパットを沈めてイーブンに戻すが、後半4番パー4ではアプローチを1メートル弱に寄せるも、カップに蹴られてボギー。「きのうと打って変わってチャンスが少ない一日。チャンスについても、パッティングが思い切り打てなかったのが悔しい」と最後まで波に乗ることができず、オーバーパーでのホールアウト。上位争いから一歩後退してしまった。

「朝の練習のときから『なにかが違うな』というのがあって」。大会を放送するWOWOWでのインタビューでこのように明かした畑岡。2日目のフェアウェイキープ率は9/14、パーオン率は14/18(初日は15/18)、パット数は33(初日は27)と全てにおいて「(修正点を)探りながらのラウンドでしたが、見つけられなかった」と、その“違和感”を拭うことはできなかった。

トップと8打差。大きく離されてしまったが、もちろん優勝を諦めてはいない。「初日のようなゴルフが残り2日間でできればチャンスがあると思う。上だけ見て頑張りたいです」。アドレスの手の位置や体重配分など自分の悪い“クセ”を修正したいと話した畑岡。自分をしっかり見つめ直し、ムービングサタデーに備えていく。


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