国軍の辞任要求拒否=NLD大統領「死を選ぶ」と証言―ミャンマー

 【バンコク時事】ミャンマーのアウン・サン・スー・チー氏が率いた国民民主連盟(NLD)政権で大統領を務めたウィン・ミン氏は12日、首都ネピドーの法廷で証言し、クーデターが起きた2月1日早朝に国軍高官2人が部屋に押し入り、健康問題を理由に辞任するよう迫ったが、「従うより死を選ぶ」と訴え、拒否したと語った。NLD幹部の拘束時の様子が明かされたのは初めて。
 ウィン・ミン氏はスー・チー氏と同様にクーデター当日に拘束された。担当弁護士によると、ウィン・ミン氏は辞任を要求した国軍高官に対し、「健康状態は良好だ」と述べて応じなかったと証言。高官から「拒めば多くの危害が及ぶ」と警告されたが、突っぱねたという。
 ウィン・ミン氏は、クーデター後に国軍を批判する文書を出し社会不安をあおったとして刑法違反などで訴追された。12日の審理では「私は(文書が出された時点で)拘束されており、文書のことは知らない。国軍の主張は根拠がない」と反論した。 
〔写真説明〕ミャンマーの国民民主連盟(NLD)政権で大統領を務めたウィン・ミン氏=2018年8月、ネピドー(AFP時事)


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