110年越しの南極ルートへ=冒険家の阿部雅龍さん壮行会 秋田市

 約110年前に秋田県の探検家白瀬矗中尉が南極点を目指し、途中で断念した際の「白瀬ルート」。この人類未到の南極大陸縦断ルートに挑む同県出身の冒険家阿部雅龍さん(38)の壮行会が、秋田市内で開かれた。会の模様は動画投稿サイト、ユーチューブでもライブ配信され、阿部さんは「意志が100年以上後も受け継がれることを証明し、白瀬さんの夢をかなえたい」と意気込みを語った。
 阿部さんは2019年に日本人で初めて「メスナールート」で南極点に到達している。白瀬ルートは約1200キロの道程。標高4000m級の山々が連なり、「無数の氷の裂け目(クレバス)」(阿部さん)も待ち受ける。
 今回は11月10日から約70日間かけて、食料などを積んだ約150キロのそりを引き、単独無補給徒歩で目指す。到着した南極点では、「秋田の酒を熱かんで飲みたい」といい、「必ず無事に帰り、チャレンジする楽しさを伝えたい」と誓った。【もぎたて便】

〔写真説明〕壮行会でガッツポーズを取る阿部さん(左)=2日午後、秋田市


externallinkコメント一覧

コメントを残す

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)