東京五輪、23日開会式=コロナ禍で不安の幕開けへ〔五輪〕

 東京五輪は新型コロナウイルスの影響による史上初の1年延期を経て、新設された国立競技場で23日夜に開会式を迎える。1964年大会以来、57年ぶりに日本の首都に戻ってきた世界最大のスポーツ大会。開催都市の東京都が緊急事態宣言下にある中、コロナ禍での異例の開催となる。
 大会には北朝鮮を除く205カ国・地域(ロシア選手は個人資格参加)、難民選手団の合わせて約1万1000人の選手が参加する予定。来日が本格化した7月以降、水際対策やコロナ対策規則集の不備もあり、事前合宿地や選手村などで新型コロナの陽性者が連日出ている。21日時点で、大会組織委員会による発表だけで計75人。大会期間中の感染拡大への不安は残る。
 宮城、静岡、茨城を除く全会場が無観客での開催。当初チケットを販売したセッション(時間ごとの単位)の約97%は観客が入らず、戦いは静かに繰り広げられる。
 開会式に先立って21日に競技が始まり、口火を切ったソフトボールの1次リーグ開幕戦で日本がオーストラリアに8―1で勝った。
 国内の聖火リレーはコロナの影響により、20都道府県で公道での走行が全てもしくは一部取りやめになった。最終日の23日には都庁の都民広場で到着式が実施され、夜に国立競技場での開会式で聖火台に最終点火される。 
〔写真説明〕東京五輪の開幕を待つ国立競技場=21日午後、東京都新宿区


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