感染抑制「総力挙げる」=新型コロナ、宣言採択―全国知事会議

 全国知事会議が10日、テレビ会議形式で開かれた。新型コロナウイルスの抑制に向け、変異ウイルスへの対策強化やワクチン接種の推進などで「危機を乗り越え、住民の命と健康を守るために総力を挙げる」とした行動宣言を採択した。
 宣言では、変異ウイルスの拡大で「暮らしが脅かされる状況が続いている」としつつ、65歳未満へのワクチン接種が近く始まることから「長いトンネルの出口がようやく見えてきた」と言及。積極的疫学調査の徹底のほか、国・市区町村と連携してワクチン接種を進める姿勢を強調した。
 知事会の飯泉嘉門会長(徳島県知事)は終了後の記者会見で、ワクチン接種に関して「一番の課題はいつ、何をどこへ供給してもらえるかだ」と述べ、国への働き掛けを強めていく意向を示した。
 会議では「ポストコロナに向けた日本再生宣言」も採択。約1年半に及ぶコロナ禍でダメージを受けた事業者に対する支援や、障害者や一人親世帯など相対的に弱い立場の人が孤立することがないよう「誰一人取り残さない社会」の実現を打ち出した。
 コロナ前と比べてよりよい社会づくりに向け、行政のデジタル化などを進めると明記。脱炭素社会の実現もうたうなど、ポストコロナの日本の再生に向け「総力を挙げて取り組む」と決意を示した。 
〔写真説明〕テレビ会議形式で行われた全国知事会議=10日午後、東京都千代田区

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