“岩井ツインズ”がプロテスト前ラストマッチでそろって上々発進 「2人いるから頑張れる」

<宮里藍 サントリーレディスオープン 初日◇10日◇六甲国際ゴルフ倶楽部(兵庫県)◇6517ヤード・パー72>

プロテスト前最後の試合に臨む双子の注目アマ、岩井明愛(あきえ)、千怜(ちさと)姉妹が、2人揃って上々の滑り出しを切った。

妹の千怜は、5アンダーで首位と3打差の7位で初日を終えた。スコアもさることながら、「目標にしていた」というボギーなしのラウンドを達成したことに満足そうな笑みを浮かべた。

5月の「パナソニックオープンレディース」では、苦い経験もした。初日を5位タイで終えたものの、2日目に「77」と崩れて予選落ち。「初日は考えていなかったようなことを、考えてしまった。(今週は)2日目以降も考えすぎずにいけばアンダーが出せるかなと思います」。欲やネガティブな思考…、約1カ月前にはこれが行く手を阻んだだけに、今回は同じ轍は踏まない。

一方、姉の明愛は3アンダー・13位タイで大会をスタートさせた。予選ラウンドは賞金女王2度の鈴木愛と、今季6勝の稲見萌寧とプレー。「2人とも活躍していて、その技術を(学び)引き出しにできれば。ギャラリーみたいになっていました」と笑ったが、自らも実力をしっかりと発揮してみせた。

開幕前には、髪を借り上げ「気合をいれました」。残り3日間を見据え、「アマチュアとして最後の試合になるかもしれない。今しか味わえない気持ちもある。精いっぱいプレーして、最終的にはいい位置にいたい。テストに向けてもいい準備ができるように」という意気込みを示した。

6月22日から、茨城県の静ヒルズCCで始まるJLPGA最終プロテストに臨む2人。そこで合格するための準備として「リゾートトラストレディス」から3週連続で、姉妹そろってプロトーナメントへの出場を続けている。明愛は、2週連続でローアマを獲得。千怜もここで、まずは納得いくプレーができた。

姉が「2人いるから頑張れる。スタート前に(午前スタートの)千怜のスコアを見て自分も頑張らないとと思えた。2人で上位で戦いたい」と言えば、妹は「お姉ちゃんが同じ大会に出ると私も頑張りたいと思う。ライバル心はなくて、一緒に上位争いしたい気持ちが大きい。一緒に(テストにも)合格したい」とそれぞれがお互いの存在を話す。「いい意味で大雑把」な姉と、「几帳面」な妹。性格は対照的だが、志は同じだ。

この大会を終えると、来週はテスト会場を実際に回る予行演習を行い、いよいよ再来週、プロ転向がかかった本番を迎える。ここで史上3組目となる双子同時合格をするため、2人そろって兵庫県で満足いく結果を残したい。(文・間宮輝憲)

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