元世界一は笹生優花の19歳Vを予感!? すい星のごとく現れたメジャー覇者とともに戦った選手たちは何と言っていた?

海外女子メジャー「全米女子オープン」で日本女子3人目となる海外メジャー制覇を達成した笹生優花。2019年のプロテストに合格後、デビュー2戦目の「NEC軽井沢ゴルフトーナメント」で日本ツアー初勝利、そして続く「ニトリレディス」ではツアー制施行後、史上4人目となる初優勝からの連勝を成し遂げた。10代での2大会連続優勝は宮里藍、畑岡奈紗に続く史上3人目のことだった。さらには史上最速での生涯獲得賞金5000万円突破など、すい星のごとく現れた“驚異のルーキー”を周りはどう見ていたのか。

その軽井沢で「タイガー・ウッズのよう」と形容したのが、国内メジャー1勝を含む通算5勝を挙げている藤田さいき。「飛ぶしうまいし、ずば抜けている。ファンになっちゃいますね」と立て板に水のように称賛する言葉が続いた。

「ロングホールもミドルホールをプレーしてるように感じた。あの年で(19歳)あんなにゴルフが完成しているなんて。パターを構えて、あれだけ入る雰囲気を出せるのはすごい」

さらに「日本じゃ手狭。ゴルフのスケールが大きいし、アメリカに行ったほうがいい。私はギャラリーになってました」と、今思えば海外メジャー制覇を予感していたような発言も。「USLPGA(女子)じゃなくてPGA(男子)でしょ。タイガーかと思った(笑)」と冗談も交えながら、「ショット力が高い。止める時はフェード、飛ばす時はドローを打ち分けられる。ギャラリーに見せたかったですね」と大絶賛した。

17年、18年の日本ツアードライビングディスタンス1位で、かつては全米女子オープンでドライビングディスタンストップを獲得した和製大砲・葭葉ルミも「あそこまで伸ばすのは並大抵の努力ではないので、優勝した笹生選手はすごいと思います」と惜しみない賛辞を贈った。

この国内ツアー初優勝後には、同世代からも賛辞が相次いだ。笹生の1つ上にあたるプラチナ世代の安田祐香が「女子ではないみたいなスイングでかっこいい。見とれるプレーをする」と話すと、吉田優利も「アマチュアの時から知っていますが、すごい飛ばしますし魅力的な選手。ナショナルチームで戦ったりもしましたが、バランスがいい。一言ですごいプレーヤーですね」と話した。

そして2勝目を挙げたニトリレディスの舞台は、ツアー屈指の難易度を誇る小樽カントリー倶楽部。そこでは小技の良さも光った。ほぼ一騎打ちとなった小祝さくらが「優花ちゃんは、パターが入っていました。自分もああなれたらと思って見ていました。差をすごく感じました」と言えば、かつての賞金女王・大山志保も「素晴らしいと思います。すごく落ち着いているし、ショットもパットもすべての面で技術力も高い。19歳に見えない風格というか…」と飛ばすだけではない、能力の高さを感じていた。また、小祝はのちに「ダイナミックなんですけど、手堅くいくときは無理をしない。両方を兼ね備えている選手だと思います」と攻守の切り替えのうまさも話している。

その翌週には同じジャンボ尾崎に師事する原英莉花が、エピソードとともにメンタルの強さを明かした。「勇気のある行動をするんですよ。ジャンボさんのクラブを“レンタルさせてください!”ってもらってたり(笑)。6月のアース・モンダミンカップのときに借りていたんですけど、終わった後、合わなかったから返したと聞きました。私にはできません…」と臆さないハートを明かした。

これらのコメントを総括するような評価をしたのが、自身も海外メジャーで2勝を挙げ、元世界ランキング1位となったこともある申ジエ(韓国)。「とても印象が強いです。ショットが上手いしパワーもある。自分のゴルフに自信がある感じがしますね。感覚がいい選手だと思うので、私がアメリカでプレーしていた時のヤニ(ツェン)を思い出しますね。彼女のゲームにヤニを見ました」。今思えばヤニも19歳で海外メジャー制覇。この時からジエは笹生のビッグタイトルが近いことを予感していたのかもしれない。

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