大阪府、医療非常事態を宣言=吉村知事「変異株影響」―病床確保、緊急要請

 大阪府は7日、新型コロナウイルス感染者の急増を受けて対策本部会議を開き、独自基準の大阪モデルに基づき赤信号を点灯し、「医療非常事態」を宣言した。
 同日の新規感染者は878人で、2日連続で過去最多を更新した。会議後に記者会見した吉村洋文知事は「20~30代の感染者数は垂直に近い上がり方だ。重症化率も高く変異ウイルスの影響は間違いない」と強調。不要不急の外出自粛を求めた上で、「緊急事態宣言とほぼ同じ要請だが、徹底をお願いしたい」と述べた。
 府内の新規感染者数は、直近2週間で4.3倍に急増。重症病床を224床確保するが、運用率が70%に達し、赤信号の基準を満たした。
 ただ、実際に稼働している病床は7日時点で174床にとどまる。府は府内の病院に対して現在の確保数と別に、重症用100床、軽症・中等症用に350床を追加確保するよう緊急要請した。 
〔写真説明〕記者会見する大阪府の吉村洋文知事=7日午後、同府庁
〔写真説明〕医療非常事態宣言を受けて赤色に点灯された通天閣=7日午後、大阪市浪速区

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